2015年10月15日木曜日

私の中の僕


最近ブログの更新が滞っててすみません。
いつも見てるよーとか待ってるのにーという有難いお言葉を頂きまして、慌てて書いております笑

と言って、今日書く内容は本当に私の頭の中だけの話なんだけど。。





曲の歌詞を書く時にいつも不思議に思うことがあります。
私が、曲を書き始めた頃。
いつも歌詞のなかの一人称が「僕」でした。
意識的に、僕もわたしも君もあなたもなるべく使わないようにしてるんだけどどうしても使う時に最近はこれを「わたし」にしていました。

でもこれは、いつも素直に書けば「僕」なんだけどそれを「わたし」にしている感覚。

いつも曲を書き上げる最後に僕をわたしに直す作業が入るのがね、これがね、不思議なんです。

でも今。これは「僕」以外の何者でもない!という曲が出来たんです。
なんだかつじつまが合わなかったのが、僕からわたしを経て僕にした時にピッタリ爽やかすっきりしっくりきて今また不思議がっているんです。

だから何っていう話なんだけど、面白いでしょう。
そんなこともあるんです。
わたしの中の「僕」に久しぶりに会えた気持ちです。
おもしろーい。
やっと会えたね。

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わたしはいつも、みんなの心に入っていくのはメロディが先頭で、後から歌詞が入っていって景色とか色が見せられれば良いなと思っています。

メッセージとか想いを、込めに込めて書いてる曲もあるんだけど、それも含めて漠然とイメージがみんなの心に浮かべば良いなと思ってるんです。
それが、音楽でできることだと思ってるから。

みんなの心に浮かぶイメージは、それぞれ色んな色であってほしい。
その人の心の中にいる誰かが出てきたり、その人の見たことある映画の色が出てきたりすれば良いと思ってます。

だから、曲の感想で「こんなのが見えたよ」とか「この人が浮かんだの」っていうのを聞くととても嬉しい。「へえ〜〜!!」ってなるんだ。
みんなの想像力すごい。

聞いてくれる人がいる。見ていてくれる人がいる。
ということが、私の背中を押すエネルギーでありその人達に伝えたい!見せたい!という思いが原動力です。
見せたい景色はいつも大きな自然があって、それから人があって生まれてきます。
私は、季節の変わり目の風のにおいとか、夕暮れの道とか、空、花、でっかい木の木漏れ日とかが私にくれる感動が何よりも巨大なものだと思っています。
その大きな感動がある中で、友達、家族の温もり、人の悲しさとか自分の中の寂しさとかそんなものに気づけているんだと感じます。

自分の中で発見した小さな感情は辿ればとても大きいとこから来てる気がする。

風が変わった時のザワザワ落ち着かない気持ちを季節が変わるたびに
うるさいくらい感じていたい。






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